contax T3の私的評価

2001年3月4日
ヨドバシで先行発売されていたcontax T3をさっそく手にとって見る。
広告とかで目にしたときの印象以上にコンパクトで正直オドロキ。キヤノンのAPSコンパクトカメラ逝く死、もといIXEみたいなもんなんですよ、これが。これでMFや1/2ステップの露出補正も可能な高級コンパクトちゅーからこりゃオドロキだね。
外装はチタンベースとあってかなりしっかりしたカンジ。ちょっとやそっと乱雑に扱ったところで写らなくなることはなさげ。しかもレンズには保護フィルターだってちゃんと着けられるらしい(おお!)
おや。ファインダー脇の視度補正ダイアルみたいなのが、実はサブ操作ダイアルだったらしい。
ぐりぐり弄ってみると、位置がいいのか、意外なことに操作性は見た目ほど悪くない。
まあ操作性について、現在の一眼レフ等と比べるのはあまりにもアレっちゅーかナンなんで、この点はあまり深く言及しないことにしよう。それよりもこのスペックをこのサイズにまとめたことを高く評価したいぞ>京セラ。
問題の写りは、サンプルを見せてもらった限りなかなかいいカンジ。自分はツァイス信者じゃないつもりだが、正直、これは賞賛に値する描写だと思う。つか、一眼レフの単焦点35mm、もう要らないじゃん。ファインダーだって見易いし。
しかも価格は前T2よりさらに安いときた。ケチのつけようがない。

……と、いいたいところだが。
シャッター最高速1/1200sec、これはいい。だが、絞り開放時に限っては1/500secになるってそりゃないぜベイベー。快晴・フィルムはISO 100と仮定すると、シャッター1/500に対し絞りはf5.6までしか使えない。どうして1/1200が使えないのよ……ってのはユーザーのワガママなのであろうか。
しかしその点を差し引いても魅力的なカメラであることに違いはない。むぅ、困った。

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